【スタッフブログ#43】第70回 日本透析医学会学術集会・総会に参加してきました
総看護師長の坂田です😊
6月28日〜30日に開催された「第70回 日本透析医学会学術集会・総会」では、当院からも医師・看護師・臨床工学技士が参加し、それぞれの立場から一般演題での発表を行いました。

高橋院長は、VAIVT(血管内治療)に関する当院での取り組みを発表。

堤臨床工学技士(CE)は、エコーを活用した穿刺技術に関する教育プログラムについて報告

そして私は、5年前から運用を継続している「シャント手帳」の活用について発表いたしました。
また、6月29日に開催された「スイーツセミナー」では、司会を務めさせていただきました。
このセミナーでは、日本腎不全スキンケア研究会の代表世話人である藤田亞矢子先生と、
VA(血管アクセス)関連の研究会などでも
ご活躍されている深澤瑞也先生を演者にお迎えしました🥰

テーマは
「透析患者さんの“仕方がない”をあきらめない、透析そう痒症のスキンケアとVA管理の重要性」。
透析医療の中で、「シャント(VA)は透析スタッフに任せるもの」VA治療は専門の病院におまかせしておけばよい」
そうした“人任せ”の意識が、まだ現場に根づいているのが現状です😢
けれど、VAは命を支える大切な“命綱”。だからこそ、すべての医療・介護職が日常の中で少しでも目を向けてほしい。
そんな想いを込めて、スキンケアやVA観察の実際について、現場に根差したご講演が行われました。
当日は、会場が満席となる約350名の聴講者にお越しいただき、大変注目を集めたセッションとなりました😊
このような貴重な機会に、司会として関わらせていただけたことは私にとって大きな学びであり、光栄な経験でした。
今後も、津みなみクリニックでは、医師・看護師・臨床工学技士がチームとして力を合わせながら、
“患者さんの生活”に寄り添う透析医療を、学びながら実践し続けてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします😊