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							【スタッフブログ#48】三重県透析研究会主催 エコー下穿刺ハンズオンセミナーに講師として参加してきました

10月19日(日)、三重大学病院で開催された「三重県透析研究会主催 エコー下穿刺ハンズオンセミナー」に講師として参加しました。
このセミナーは、エコー下穿刺技術の普及を目的として毎年開催されており、県内から多くの臨床工学技士や看護師が参加しています。
前半はエコー下穿刺の基礎についての座学と実技デモンストレーションが行われました。
座学は桑名市総合医療センターの鬼頭先生が担当され、実技デモは当院の臨床工学技士の稲垣さんが担当しました。

その後、参加者は数名ずつのチームに分かれて実際に穿刺を体験するハンズオン形式へ。
私はそのうちの1チームを担当し、参加者の方々と一緒に実技練習を行いました。

私が担当した班は、すでにエコー下穿刺の経験がある方が多く、より実践的な内容に踏み込んだ指導を行うことができました。
参加者の熱意も非常に高く、たくさんの質問をいただき、活発な意見交換ができたことで、とても充実した時間となりました。

実際に教えていて感じたのは、「針先を常に追えていない」方がまだ多いということ。
このポイントは初心者がつまずきやすい部分であり、エコー下穿刺を上達させる上での大きな課題だと改めて実感しました。
今後はこの“針先を見失わない技術”をどのようにわかりやすく伝えるかを、自分自身の課題として考えていきたいと思います。
技術を伝える側としても学びの多い1日でした。
ご参加いただいた皆さま、そして運営に携わった関係者の方々、本当にありがとうございました。
